□その頃、かのアッカンベーカン大統領は帰国の途についていた。

その影は「ドドスコスコスコ♪ドドスコスコスコ♪ドドスコスコスコ♪ラブ注入♪」と言いながら、結局姿を見せずにどこかへ行ってしまったが、どうやらそこにいる誰かにラブを注入した模様であった。

するとあまりの剣幕にビビったアン子が鳴らしたナースコールに導かれ廊下から「ドドスコスコスコ、ドドスコスコスコ…」というカマっぽい声がクネクネした影と共に近づいてきた。

そうすると、近くの病室に入院している患者達も眠りながら歩いて寄ってきて、「エスアイワイ！」と声を揃えて叫び、患者達の頭からも段々と角がはえかかってきた。